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こういうの、たまらんですねえ・・・。


僕基本的に地味な企業が好みです。


ほとんどの人が知らないような企業。


それでいて異常に安い、みたいな。


まあ実際はそういうのだけじゃなくて成長性も加味して企業選定しているわけですが、一時期そういう企業だけでポートフォリオ組もうかなーと思っていたんです。


んで最近久しぶりにそういえばあれからどうなったかなーと思っていたらなかなか味のある動きしているのが結構あって、


「ああ、やっぱ地味株ってなかなかやるなあ」


としみじみ思ったものです。


その典型がこちら。


地味


ちなみにこちらの企業、【8810】大阪港振興(株)です。


ここ一年、見事な上昇を示していますねえ・・・。それでいてチャートから板の薄さがひしひしと伝わってきます。しかもまだ予想PERは約9倍。


こういう値動き、すごくタイプなんですよね・・・。


残念ながら僕の保有企業はこういう動きをまったくもってしていませんが(笑)、やっぱ地味な企業見つけるの楽しいなあと再確認した出来事でした。
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中東マネーが来たらしい。


昨日のニュースですが、ちょっと嬉しいので取り上げてみます。


中東マネーが日本株に静かに流入、鉄鋼や商社に買い観測(ロイターより)


まあ海外マネーが買うのって日本人なら皆が知ってそうな企業を買うのでしょうけど、それでも正直嬉しいです。


海外から評価される企業が存在するっていうのはありがたいなあと改めて思ったり。


日本株って結構ぼろくそ言われることが多いですし、僕としては非常に残念でなりませんから。


良い企業はいっぱいあると思うのですがねえ・・・。


やはり自分の住んでいる国には希望を持っていたいですし、投資に対してもまた同様です。


僕の保有企業が外国の方に評価されるのはまだまだ先だと思いますが(笑)、そんなことにもあこがれつつこれからも日本企業にも投資していきます。


そして相場に関して言えば2月は今日で終了です。


はやいなあ・・・。


さ、先日も書きましたがいよいよ3月。ふんどし締めなおしていきましょうかね・・・。
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ヨコヨコの展開が続きますね・・・。


年初からの上げ相場も終了し、再びこれまでどおりのヨコヨコの相場に突入しています。


以前書いたように、個人的にはもう少し下がるのかな、と思っていたのですが、ギリシャの問題やアメリカの引き締めに対する懸念が薄まったようで案外底堅く推移しています。


もう少しで二月も終わり、いよいよ運命の三月に突入します。


昨年三月はナイアガラのごとき素晴らしき下げから一転爆上げを果たしましたが、今回はどうなるのでしょう。


これまた以前書いたことですが、経営者さんの発言で「3月近辺に二番底がくる」とおっしゃっていた方がいたので少し気になるところです。


ですが、企業の業績は回復基調ですし、為替も90円近辺で動かず、中国も流動性バブル回避へ動きつつあるのである程度下げは限定的かな、という気がしなくもありません。


ま、僕の予想は裏切られる傾向にあるのでどどーんと来るかもしれませんけど(^^;)


でもほんとここんとこはがつっとした下げが無く(中国はありましたけど)、逆張り投資家にとっては寂しい相場が続いているのでここらで一発調整が入ってくれないかなと思ったりしています。


もちろん、実体経済に影響を及ぼさない範囲でですけどね(笑)。


とりあえずいつものように勝てる局面だけをうまく狙ってこれからも投資をしていこうと思います。
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好材料・悪材料とその反応。


株式市場には常に好材料と悪材料が渦巻いていますが、それをどう判断するかについて、もはやおなじみ(?)「マネーマスターズ列伝」に面白い記述があります。


『好悪二つの材料があるときに株式市場が見せる反応は、二つの中間を行くなどというスマートなものではなくて、市場は異なるタイミングで両材料をともに消化していくことが多い。だから投資家は両材料を頭において、それぞれの対応策を考えておく必要がある。~(中略)~まず一つの可能性が相場を動かし、続いてもう一つの解釈が市場に迫る。』


(「マネーマスターズ列伝」、ジョン・トレイン著、日経新聞社)


ん~、確かにその通りのような気がしますね。


中国市場なんかがその典型かもしれませんね。中国は


1、 これからも経済を引っ張っていくという期待


2、 不動産が激しく値上がりをしているため金融引き締めが行われ、経済は減速するかも
という不安


という2つの材料がありましたが、年初は1が先行して株価は上昇、今は2が預金準備率の引き上げによってピックアップされて下落に転じています。


この消化がどこまで続くのかはしれませんが、これがひと段落すればまた上昇を始めるかもしれませんね。


とか書いていて気がつきましたが、上海とかぼちぼち下げ止まりの様相を見せてきましたね・・・。まあ僕は不動産が気になりますので、新興国は少し様子見ですかね。


基本的に相場観をあまりもたずに市場に臨んでいますが、ワーストシナリオが起こって暴落が起こったときにはすぐ買いに出動できるよう、キャッシュポジションをしっかり確保してこれからも投資を続けていこうと思います。
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それはどこのことだ!?


長崎の知事選挙に自公推薦の候補者が選ばれ、民主党に対する逆風がますます強まっていることがはっきりしてきました。


参院選、どうなるのでしょうかね・・・。


このブログで政治についてはどうこう言う気はないのですが(経済関連は別ですけど)、最近政治に関してライトバウンの言葉が妙に気になっています。


以前から頭の中に残っていた言葉なのですが、最近ますますリフレインされていたりして。


彼は「良い国」の条件の一つとして、以下のようなものをあげています。


「一国の変化の機動力は既存の政治党派からもたらされるべきだが、その党派の伝統的政策とはおよそ大きく異なっているべきだ。」


(「マネーマスターズ列伝」、ジョン・トレイン著、日経新聞社)


同書でも取り上げられていますが、ロシアのゴルバチョフなんかがその典型例でしょうね。


さて、日本でも大きく変化をもたらしてくれるのは新政党ではなく、既存政党の革新派かもしれません。


民主党はそれになれるのか、はたまた別の政党から新星が現われるのか、それとも新政党がその役割を担うのか・・・


どうなるかはまったくわかりませんが、この言葉が日本に当てはまるのかどうか、じっくり見ていこうと思います。
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配当に関する私見。


今日は配当について少し書いてみたいと思います。


僕は配当は基本的にほとんど重視しません。


エクセレントカンパニーを探せ!」シリーズを読んでいただければわかりますが、利回りではなくビジネスモデルに合った配当性向を維持し続けているかどうかを重視しています。


ですから成長に資本が必要でないビジネスモデル(ex.ネット系企業)であれば配当が高いほうが好ましいですし資本が必要(ex.研究開発型メーカー)なビジネスモデルであれば低いほうが好ましいことになります。


僕の師であるフィッシャーが言っているように、基本的なスタンスとしては


「中長期的な安定してインカムを望むならば増配を繰り返す成長企業に投資したほうが良い」


と言ったところでしょうか。


大きな値上がり益を享受できた上に増配により当初低かった利回りが結構高くなっている、というのが理想です。


ある程度のインカムが確保できればあまり売らなくても済みますから僕のスタイルにはもってこいかな、と自分では思っています。


ただ、年齢を重ねたらどうするかはまだ決めていません。


おそらくこのスタンスを貫いているでしょうが、部分的にジョン・ネフの投資スタイル(バリュー+高配当+中成長)も取り入れながらやっていくかもしれないな、とぼんやり考えたりもしています。


まあ今のところは「成長企業を買って値上がり益+増配を含めた高配当も得る」というのが目標ではありますのでそれに向かって邁進して行こうと思います(^^)。
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勝つべくして勝ったショーン・ホワイト。


さて、今日は投資以外のお話。


トリノオリンピックがいよいよ始まりました。日本人選手もメダルをとり、嬉しい限りです。


そんななか、僕がもっとも注目していたのはスノーボードのハーフパイプ。ちなみに国母選手のがあったからではありません(^^;)。スノボファンなのは昔からです。


やはり注目はショーン・ホワイト。彼は本当に楽しそうにすべるから好きなのです。賞金が高い大会にしか出ないという茶目っ気たっぷりな(?)一面もありますし(笑)。


ボード大国アメリカのメダル独占もあるかなと思いましたがそれは阻止されたようです。


ショーンについては文句なしのパフォーマンス。


自身が開発したダブルコーク1080°(縦2回転+横3回転)に加え、ウィニングランで新技ダブルマックツイスト1260°(縦2回転+横3回転半)も披露して見事に成功させました。


もう圧巻の一言ですね。


まあすごい勢いでショーンが賞賛されている、といった趣旨の記事を読みましたが、それも仕方ないのかもしれませんね。僕は正直、「賞賛するの遅いわ!」と思いますけど(笑)。


ショーンは飄々と振舞ってはいますが、人一倍の負けず嫌いに加え練習の虫なのは有名な話。


そもそもダブルマックツイストも地元アメリカの大会で優勝を逃し、その悔しさから生まれた新技です。


そこまでの情熱を持っている人物なのですから、然るべくして勝ったのだろうな、という気がしますね。


バフェットの右腕、チャーリー・マンガーは言いました。


「私が生涯出会ったなかで、幅広い分野にわたって深い知識を身につけている人物は、いかなるときでも学び続けていた」


やはり成功には努力を続ける情熱が必要であり、それを続けられることが出来た人のみ大きな結果をもたらすことが可能なのだな、と思ったハーフパイプでした。


国母選手については本当に残念です。一本目も二本目も最後に最後にダブルコークの痛恨のミス。あれがなければ2つか3つくらい順位が上がっただろうな・・・。
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確実に行けるものだけ。


孫子は言いました。


「昔の善く戦う者は、まず勝つべからざるを為して、以て敵の勝つべきを待つ。」


つまり、昔の戦上手の人はまず身辺をきっちり固めて絶対に敵に打ち破られない体制をつくり、そして敵が弱点を露にして誰でも打ち勝てるような状態になるまで待ったのだと。


こういうのって聞けば当たり前っちゃ当たり前のことなんですがなかなか実行するとなるとっていうのはありますよね。


株式市場と戦場はいささか状況が違いますが、よく通じるところがあるような気がします。


敵に打ち破られない状況とは、投資を失っても生活に窮することの無い余剰資金で行うこと、極端な勝負に出過ぎない(レバレッジをかけすぎない、明らかにリスクが高すぎる企業(JALとか監理銘柄とか)に手を出さないなど)ことなどが上げられるでしょう。


逆に誰でも勝てるような状況とは売りが売りを呼び、アナリストの予測も悲観的なものが増えてきた結果、明らかに魅力的な企業ないしはアセットが馬鹿みたいに安い価格で手に入る状況でなんかがそうですね。


今現在どうなのかは正直よくわかりませんが、少なくとも国内市場においては明らかにおかしな価格で放っておかれている企業がゴロゴロありますし、まだ「明らかに勝てる状況は」継続中かな、という気がします。


東証一部とかでも平均PERこそかなり高いですけどまだ結構割安な企業とかありますからね。逆に明らかに高いのもいっぱいありますけど(^^;)。


海外市場はますますわかりません(笑)。


でも忍耐力のある方からすればまだまだいける状況であるような気はしますね。


下手にマーケットタイミングはかってリターンが激減してしまうのは避けたいところではあります。


しかし、「ほぼ確実に勝てる勝負だけに挑む」というのが僕のモットーでもあるので、その辺はじっくり見極めていこうと思います。


まずそのために、もっと分析力つけなきゃなあ・・・(笑)。


まあのんびり楽しんでやっていこうと思います(^^)。
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成長は複雑性をもたらし、そして複雑性は・・・。


タイトルを見てなんのこっちゃと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、これはボクの愛用書である「マネーマスターズ列伝」の著者であるジョン・トレインがたびたび取り上げている言葉の一部です。


正確にはパーキンソンという人物の言葉で、


「成長は複雑性をもたらし、複雑性は衰退をもたらす」


というものです。


この言葉、なかなか核心をついているように思います。


優れた投資家の中にも、資産が増えることによるポジションの増大・複雑化で大きな痛手を被った人物はちょくちょくいます。


ジュリアン・ロバートソンやジョージ・ソロス、マイケル・スタインハートなどがその典型でしょう。


大金を運用できるのは彼らの誇りなのかもしれませんが、多すぎるのもまた問題なのでしょうね。


そしてそれは経済においても例外ではありません。


金融商品は進化し、株式や債券などの伝統的アセットクラスのみならず数多くの商品が登場しました。


同時にその中身はどんどん複雑化・ブラックボックス化していき、最後はそれによって多くの銀行がはじけ、そしてまた世界経済がはじけ飛びました。


そして現在。


中国ではいろいろな欲望が湧き上がって理性とごちゃまぜになり、止めるものもなくどんどん肥大化し、それに合わせて不動産価格はイカロスのごとく舞い上がっています。


どういう結末が待っているかは定かではありませんが、自分のポジションを見失うことなく投資を続けていきたいものですね。
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政府無き通貨の難しさ。


ここのところのギリシャの債務問題でユーロが急落(yahooファイナンスより)しています。多少リバウンドはしているようですが。


つい先日まで1ユーロ=130円くらいだったのですがねえ・・・いまや120円近くまで来てしまいました。


為替が短期間でこれだけ動くって結構すごいことですよね、きっと。ドルが同じ%短期間で下がったらかなりびっくりですもん。


欧州の売上が多い企業は偉いこっちゃってとこでしょう。有名どころだとSHOEIとかですかね?


FXでポジションをとっていた方も明暗分かれたかもしれません。


もちろんボクはFX運用がうまくいく気がまったくしないのでやりませんけど・・・・。


それにしてもこの問題を眺めていると共通通貨っていうのは本当に難しいのだなあと思い知らされますね。


助けないわけにもいかないし、でも正直助けるのにも力があまり残っていないし、かと言ってIMF(国際通貨基金)に頼るのはイヤだし・・・


八方ふさがりとはこのことですかね。


とか言ってますけど日本も国債を国内で消化しているとはいえ債務額は半端じゃありませんし、とても人事とは思えません。


だからこそ菅氏もブラックジョークをかましたのでしょうし・・・残念ながら不発だったようですが。


当然ながらユーロを廃止するということはないでしょうし、異なる国々の異なる経済情勢を抱えながら一つの通貨でこれからもやっていくわけですから、中長期的には何らかの手を打たないといけないでしょう。


どんな手をうっていくのかはわかりませんが、先日ユーロのトップも決まったことですし、どのような手をうっていくのか注目していきたいと思います。
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止まらない不動産価格の上昇。


先日中国が預金準備率の引き上げを行いましたが、ちょっとそれ関連のニュースを。


以前、中国における不動産価格の上昇についての記事を書きましたが、今月もまたえらい上昇したようです。


中国不動産、1月9.5%上昇、政府は「バブル」警戒(asahi.comより)


もうこれは言い切ってしまって差し支えないでしょう・・・


バブルですね。


この記事によればマンションの取得は一人5戸までに制限され、家の値段が高くなって買えなくなった人たちがそのもてあました資金で「せめて車でも」と買いに来る状況のようですから、どう考えても異常です。


金融危機以来続いてきた流動性バブルがこのような形で表れたようですね。さすがにここまで来たら政府も動くのでしょう。


やはり不動産は人間のステータスシンボルとしての魅力があるのでしょうか。


日本でも、アメリカでも、そして中国でも・・・欲望という魔物の前に立ちはだかることはできないのですね。時代は変われど、何度バブルを経験しても、そのことは変わらないのかもしれません。


しかしその魔物が大きくなりすぎると最終的にはリスクという怪物に飲み込まれてしまうのです。それもまた変わることはありません。


そうならないためにはボクたち自身がその魔物を押さえつけることが必要不可欠です。


自分の幸せとは何なのか、普段からよく考えていればこんなことにはならないのではないでしょうかね・・・。


とまた暑苦しいことを言ってしまいましたが、新興国ファンドは未だ停滞しておりますので、「落ちるナイフは笑顔でつかめ」のモットーのもと、相場に臨んでいこうと思います。


国内市場も微妙な雰囲気ですね。個人的にはもう少しダラダラ下げそうな雰囲気がしていると思っているのですが、よくわからないのでこちらもいつも通り「木を見て森を見ず」で行きましょう。
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国会の質疑応答に見る投資に対する考え。


国会の質疑応答で鳩山首相が証券優遇税制廃止に前向きな意見を示しました。


証券優遇税制、廃止に前向き 首相(asahi.comより)


ボクは優遇税制が廃止されることには強く反対はしません。


もちろん税率が低いに越したことはありませんが、これまでが優遇なのならば戻すときがくるのは当たり前と言えば当たり前でしょう。どちらかと言えば配当とか有価証券関係の課税って二重課税なんですから法人税下げるとかしほしいですけどね。


でもそんなことボクが何より気になるのは、この質疑応答であたかも優遇税制があたかも格差拡大の温床になっているかのように語られている点です。


確かに鳩山氏のように、もう明らかに投資する必要がないのに投資していて、それでいて現在は税率が低減されている状態だと「金持ち優遇」と見られる向きもあるかもしれません。


しかし一方で投資活動は数多くの労働者が資本家になれる数少ない場です。


一部のお金持ちを締め上げるために多くの国民が苦しむようなことになるようでは本末転倒以外の何者でもありません。


むしろ普通のサラリーマン投資家にとって優遇税制はありがたいものでした。一般の国民が豊かになれるチャンスでもあるのです。


そのことを語らずに特定の個人を示して「金持ちを優遇して格差を助長しているじゃないか」と言っても何の説得力も持ちません。


加えて(というか本来はこれが第一ですが)そもそも投資活動は「金持ちの道楽」でも何でもなく「企業の持続的発展のためのリスクテイク」の一環なのです。民主党もGDP伸ばしてやるぞみたいなこと言っていますが、それにも投資活動はほぼ不可欠な状況なのです。


政治家さんたちはそのことがわかっているのでしょうか。


民主党はマニフェストで「総合課税が望ましい」と述べていることからもわかるように、今後の会議ではどうやってそちらにシフトしていくのかが中心になっていくのかもしれません。


そこでもし長期投資を促進する項目が入っていなかったらと考えると正直ぞっとします。しかし、民主党(ひいては国会)全体が上記の記事のように考えているとしたら、それもありうる話です。


結局下手な政策を出して最終的に苦しむのはごくごく普通の国民です。


「金持ちは許さん!」と言えば受けがいいと思っているのかもしれませんが、問題の本質をよく考えて議論していただきたいものです。


は~・・・ボクあんまり批判するのって好きではないのですけどね・・・まあ言うとこは言わないとなってことでたまにはこういう記事も許してください(^^;)。
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エクセレントカンパニーを探せ!その9


前回までで、判断材料はすべて出揃いました。本当に以上のような視点の下に投資企業を選択しています。


じゃあボクの投資企業はすべての条件を満たした企業のみに投資しているのかと言われれば、答えはNoです。


どこかが欠けていてもどこかがそれを埋め合わせる形で突出していて、トータルで見たときに魅力的であれば投資は行います。


もちろん、全部満たしてくれている企業もありますので、そこには必ず投資します。


しかし、一部が欠けていても投資はする、と書きましたが「欠けている」と言ってもそれはその事項が「平均並み」という意味です。それが平均以下であればその企業には投資しません。


もちろん、今まで挙げた事項をすべて満たさなくても大きなリターンをもたらしてくれる企業はたくさんあるでしょう。その方法も様々あると思います。


しかし、ボクの目的は「長期にわたって少ない動きで大きなリターンを得続ける」ということなので、それを確実に達成させるためにかなり絞り込んでいるわけです。


「それだけリサーチしてリターンが上がらなかったらどうするの?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、もしそうなればボクの腕が未熟だったというだけのことでしょう。


時にファンダメンタルズ分析は「苦労の割に報われない」と言われます(ボクも昔はそう思っていました)が、今はそうは思いません。


むしろやり方さえ間違わなければ(おそらくここが大事なのでしょう)確実に報われると思っています。


というわけで、ボクはフィッシャー大先生に運命を委ねました(笑)。


正直定性分析さえスカらなきゃ何とかなると思っていますので、数字だけではない部分をしっかり見ていけるようこれからも勉強していきたいと思います。


・・・とはいえ今のところ投資先を増やす気はないので、今保有中の企業の中から大化けしてくれるものが現われることを願いましょう(^^)。


このシリーズ、なんだかんだで予想以上に長々と書いてしまってすいません。


読んでくださった皆様、ありがとうございます。


このシリーズが何かの参考になれば幸いです。


というわけで明日からは以前のようにつぶやいていきますので、よろしくお願いします。
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エクセレントカンパニーを探せ!その8


長かったチェック事項、今回がいよいよ最後です。最後は・・・


○その企業は大規模な増資によって一株あたりの価値が薄められてしまう可能性が無いか


要は財務基盤はしっかりしているか、ということです。


えっこれ最後なの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。


確かにB/S(貸借対照表)やP/L(損益計算書)、C/S(キャッシュフロー計算書)は大事なのですが、これまでの事項を考えれば、この事項が前項までほど大きな意味を持たないことがお分かりいただけると思います。


そもそも優秀な経営陣を抱えていれば、財務基盤はしっかりさせた状態(少なくとも潰れたり、大規模増資をしない範囲内)で成長させてくれる可能性が高いですから、あまり深く考え過ぎる必要はないのです。


もちろん財務は良好なのに越したことはありませんから、しっかりチェックはします。


イメージとしては「B/SとC/Sで下を見て、P/Lと定性で上を見る」と言ったところでしょうか。


ここで投資を敬遠するとしたら、


「営業CFが二期連続でマイナス」
「棚卸資産が異様に多い(又は増えている)」


とかだと思います。 


個人的には前者は特にいやです。やっぱ営業CFが黒字って言うのは必要最低限な気が・・・。


ですが、ここまでの事項をクリアしてきて最後のこの事項に引っかかって落とすということはほぼありません(少なくともボクの保有企業では起こりませんでした)。


それに仮に増資を行ったとしてもそれによって希薄以上のものをもたらしてくれるならば長期的には問題ないわけで、まずは急速に経営が悪化しないような状態であることがわかれば十分だと思っています。


とか言いながら、ボクの保有企業は(狙ったわけではないのですが)結構B/Sが強固なんですけどね・・・(笑)。


と言うことで、チェック事項は以上で終了です。


次回は総括として、この事項をどう生かしているのか(すべてクリアしていなくても投資する場合など)について書いてみたいと思います。
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エクセレントカンパニーを探せ!その7


さて、もう少しでチェック事項も終わりです。


○その企業は投資に値するだけの利益率を確保しているか


良い商品を作っていても売れなければどうしようも無いのと同様に、売上が伸びても利益が伸びなければどうしようもありません。


やはり、売上とともに利益が伸びる(できれば売上以上に利益が伸びるのが好ましい)企業に投資したいですから、収益体質は必ずチェックします。


具体的には、主に同業他社との営業利益率を比較することが多いです。


ただ、有利子負債が多い企業にあっては支払利息が足を引っ張る場合もありえますから、経常利益を中心に見ていくこともあります。


加えて利益率は単年ではなく、ある程度眺めのスパンで変遷を見ることにしています。


なぜなら、長期的にコスト削減計画を実行しているかをチェックするためです。


今回のような不況になると「収益性の改善に努めました」という趣旨の文章がレポートに載ることが多いですが、それは素晴らしいことでも何でもなく、当たり前のことです。


そのようなことは基本的に好況不況関係なく行っていくべきものですから、景気拡大と共に企業の財布がゆるんでいくようでは長期的な発展は望めません。


以上のような理由から、複数年で利益率は見ていくことにしていますが、気をつけているのは仮にコストが削減されているならばそれが何によって起こっているのか、ということです。


基本的にコスト削減は望ましいことではありますが、望ましくないコスト削減が一つあります。


ここまでこのシリーズを読んでくださった方ならお気づきでしょう。


それは、人件費の削減です。


どんなに厳しいときでも基本的に人(従業員)を大切にしてくれる企業が良いですし、好景気に入って成長しているのに従業員数を減らして筋肉質な企業体制を作り、不況になっても景気が厳しいからという理由で大幅なリストラを行ってさらに数を減らしている企業もありますからね・・・そういう削減は勘弁です。


ちなみに先ほど、「基本的にコスト削減は望ましいこと」と書きましたが逆に利益率が下がっていても許される場合もあります。


それは、先行投資による場合です。


大きなプロジェクトにより多額の研究開発費を計上する、人を大量に採用して人件費が増える・・・そういう理由なら利益率が低くても問題ではありません。


ただし、この場合は他のチェック事項に普段以上に気を配るようにしています。


その先行投資が本当に企業の爆発的な成長に必要なものであるかをしっかり見極め、十分な効果が出るかを見定めないと、その負担が何の利益も生まないからです。


このように少々例外はありますが、そのようなちょっと特殊な場合を除いてはやはり他社より利益率が高い企業を選んでいます。利益率が高い、ということは他社よりうまくコストコントロールを行っている、という証拠でもありますからね。


というわけで今回はこの辺で。長々と書いてきましたが、チェック事項は次回で最後です。


ここまでの調べる順番は基本的に順不同(あ、でも企業規模とマーケットの比較が最初かもしれません)なのですが、次回挙げるチェック事項は順番が必ず最後です。


「今さらそれ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません・・・フィッシャーの著書をお読みの方は想像がつくかもしれませんが、明日のお楽しみ、ということで(^^)。
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エクセレントカンパニーを探せ!その6


さて、もう少し分析事項は続きます。


○業界特有のスキルを重視しているか


これは一概に言うことはできません。


例えば小売業だったら居抜出店などの出店方法やFC展開が挙げられると思います。


やはりこの辺をうまく活用していける企業は成長していけるのでしょうから、出店費用などには十分注意したいところです。


加えてFC展開を行っている場合はどのような基準でFCと直営を区別しているのかも調べたりします。


一方製造業系は何と言っても研究開発です。ボクの好みは研究開発型企業ですので、ここは結構力を入れます(あ、記事ではなく分析にです(笑))。


と言ってもボクは理系ではありませんし、材料とか成分とかについてはわかりません(^^;)。


調べるのは過去10年くらいの研究開発費の推移(売上高に占める割合や開発費の伸び(比率、絶対額など))やその費用の内訳(成長分野に費用を十分投じているか)、研究開発の伸びと利益の伸びとの比較などです。


製造業は研究開発をしていかなければ競争に勝ち残るのはなかなか難しいでしょうから、基本的にどんな時でも開発費をしっかり計上している企業に投資します。


もちろんその分野での利益がその後にしっかりと上がっていることが前提です。


それに、研究開発費って収益の足を引っ張ってミスプライシングの原因になりやすいのでその点でもありがたいんですよね。


もっとも、IFRSが導入されたら一部資産計上が認められますのでどうあるかわかりませんが・・・。


では続いての事項へ。


○営業に力を入れているか


いくら良い商品を作っていても、売れなければどうしようもありません。競争相手が存在しない分野などありませんし、他社を出し抜いて成長するためには「買ってもらうための対策」がどうしても必要です。


これについては前項と同様に分野によって事項が異なると思います。


小売業などのB to Cの企業だったら広告宣伝費や割引キャンペーンなどについて調べますし、B to Bだったら営業所が全国に配置されているか(進行中含む)を調べます。


取引社数を公表している企業だったらその推移も重要視します。


ただ、営業力は調べるべきものがほとんど見当たりませんのでできることはこれくらいしかありません。


あとは前記事で書いた従業員の事項からと併せて推測するくらいです。


ここについては改善の余地があるような気がしますのでもっと良い方法を模索中、と言ったところですね。


というわけで今日はこれくらいにします。ここまで来ると事項は残り少ないのでもう少し、お付き合いいただければ幸いです。
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エクセレントカンパニーを探せ!その5


今回は従業員についてです。


○従業員が満足に働けるような職場であるか


もちろん経営陣も大切ですが、従業員もまた大切です。


実際に企業を動かしているのは彼らだといっても過言ではありませんし、企業は雇用の受け皿としての役割もあると思っているので、その責務をしっかりと果たしているような企業でなければ投資したいとは思いません。


彼らに尊厳を与え、彼らが力を十二分に発揮できる環境を整えるのも企業の大切な仕事だと考えています。


そのことについて見る一つ目は従業員数の変遷。


リストラによって収益体質を改善する、というのも一理あるのでしょうが、上に書いたように企業は雇用の受け皿としての役割も求められますし、従業員が安心して働ける環境を作るためには極力大規模なリストラなどはしないのがその一歩だと考えています。


ですので、従業員は横ばいか、増えていっているのが望ましいです。


続いては平均給与。


もちろん給与額だけで決まるとは思っていませんが、給与は生活を支える大切な資金です。


やはり同業他社と比べて明らかに低ければモチベーションが下がったり、転職してしまう可能性も出てきてしまうので少なくとも平均以上が良いのですが、次の事項の結果によってはここはあまり考慮しません。


それは、平均勤続年数です。


良い職場とは少しでも長く働いていたいと思わせてくれるような職場ですので、同業他社と比べた勤続年数は非常に大事にしています。


多少給与が低くても、ここが他社より長ければそこの職場には何かそれとは別に魅力的なものがあると考えて差し支えないでしょうし、長く勤める環境があれば訓練経費も節約できます。


加えて優秀な人材を企業の内部においておけるというメリットもありますし、従業員についての事項では最も大事にしています。


ここが明らかに平均より短ければほぼ100%投資しません。せめて平均より少し上、出来れば完全に上の企業を探しています。


少し前にも書きましたが、やはり「企業は人」だと思っていますし、人を大事にしない企業に長期的な成長は望めないと思っていますので、少々暑苦しくはありますがこの辺も大事にしています。


従業員についてはこんなところです。分析事項は、もう少し続きます。
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エクセレントカンパニーを探せ!~ちょっとわき道へ~


今回は従業員について書くつもりだったのですが、一回遅らせます。


と言うのも、今回書いているシリーズに関して「経営陣については具体例が少ないのでいまいち説得力に欠ける」というご指摘をいただいたからです。


「突っ込まれるかな~、いやでも大丈夫かな~」と思っていたらやはり来てしまいました・・・至極ごもっともな指摘です(笑)。


最初は自分の保有企業を例に出して書こうかなーと思っていたのですが・・・あまり自分の保有企業について書くのが好きではないので、やめたのです。


自分の腕を隠したいとか、同じの買われたくないとか、そういうわけではないのですけど・・・まあたぶん性に合わないのでしょう。他の方の見るのは好きなんですけどね・・・なんて自分勝手な輩(笑)。


と言ってもボクの保有企業6つのうち3つはいつも拝見しているブロガーの方々が保有していますので・・・はは(^^;)。


まあそれはさておき、確かに具体例がないのはさびしいですので、経営陣について具体例を一つ出してみます(保有しているかどうかは別です)。


ボクは経営陣に関してはpaperboy&coが結構優秀だと思っています。


柳井氏率いるユニクロとか、永守氏率いる日本電産とかを書こうかと思ったのですが、それじゃあなと思って比較的若い企業から例を出してみることにしました。


ちなみにマニーも候補に挙がりましたが、マニーはテレビ(カンブリアでしたっけ?)にも出たようなのでもう満足でしょう(笑)。


さて、paperboy&coの経営陣が優れていると考えているのがどのような点かと言えば以前の記事に書いてきたことの繰り返しになりますが、


・ 自社の強み(価格競争力)を生かした戦略を取っている(積極的な値引きキャンペーンなど)
・ 顧客の利便性の向上に余念が無い(スペックの向上など)
・ ネットサービス関連の話題のキャッチが早く、それをもとに魅力的な成長ストーリーを複数思い描いている
・ 成長に資金が必要ない分、増配という形での株主還元への意識が高い
・ ゆるい雰囲気(笑)


と言ったところでしょうか。余談ですがこの企業、サービス内容(デザインも含む)を見ていると、企業理念の「もっとおもしろくできる」が会社全体に浸透しているのだなあと思いますね。


ちょっと話がずれてしまいましたが、この企業の経営陣が特に素晴らしい点はやはり3つめの事項、成長ストーリーの模索だと思います。


既存のストックビジネスに以前のような大きな成長が見込めなくなってきた、というのがあるのだとは思いますが、それにしても第二、第三の成長ストーリーへの意識の高さは相当なものです。しかも多少なりとも話題になってきているものは確実に捕らえる周到さ。


ストーリー候補は結構な数が存在していますので、おそらく一般社員からの意見もしっかりと取り上げているのでしょうね。さすがに経営陣だけでこれすべて思いつくのは難しい気がしますから。


もちろんそれが本当に魅力的かを精査する必要はあります(ぐるなびや楽天などのライバルがいますしね・・・本のレビューはamazonとかかな・・・)が、こうした意識の高さは投資家を安心させてくれるものがありますし、長期保有させてくれる姿勢を持っていますね。


またまた余談ですが、インデックス投資家のみなさんも同社のHPや決算説明会資料を眺めてみることをオススメします。ゆるさにやられちゃいますよ(笑)。


というわけで、ちょっと具体例も出してみたところで、明日から再び本論に戻ります。明日は従業員についてです。
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エクセレントカンパニーを探せ!その4


経営陣の評価の続きです。


○業績予想は適度に保守的か


内部・外部環境を適切に把握し、企業の将来を見て取るのも経営陣の大切な役割です。そして株主は企業のリスクテイカーとなっているわけですから、その将来情報は適切なものを与えられるべきです。


その点では、業績予想を一つの目安にしています。基本的にはちょっと保守的な企業が好きです。


いつも強気で大風呂敷を広げるけど予想を全然達成できていなかったり、下方修正を繰り返す企業は投資したくありません。


逆に保守的過ぎてあっというまに通期予想が達成されてしまうような企業もあまり投資しようとは思いません。


我々投資家が求めているのは企業の足元の実際の姿ですので、やはりちょうど達成できるか少し上回る、くらいの予想を続ける企業が望ましいです。


○トラブルがあったとき、適切に対処しているか


企業は人間が経営しているわけですから、どうやっても何らかのトラブルは出てきてしまいます。こんなときは経営陣がどう行動するかは大きなポイントです。


きちんと認めるべきところを認め、謝罪し、迅速かつ適切な対処をとる。そしてそれをHPにしっかりと残しておく、くらいのことはしてほしいものです。


企業の成長に信頼は欠かせませんから、ステークホルダーに対する真摯な姿勢は不可欠だと思います。


○その経営陣は株主に報いようとしているか


株主は企業の所有権を有しているわけで、経営陣はその所有者にリスクテイクに対するリターンを与えようとする姿勢がなければ優れた企業とは言えないと思います。


たとえば自社株買いは増配などがその典型例でしょう。ただし、これらの事項は手持ちの資金とビジネスモデルなどを勘案して行われているかに注意しています。


成長に資金がある程度必要な企業だったら自社株買いをするよりはそれを再投資に回してくれたほうがよっぽど長期的にはありがたいですし、そうでなければ増配や自社株買いを行ったほうが良いと考えられます。


ですのでこの点についてはケースバイケース。


もう一つ大事にしていること、それは下方修正の発表。上記に書いたように経営陣は適切な業績予想を立てるべきですが、人間ですし、経済は激しく動きますので下方修正があってもある程度は仕方がありません。


しかし、その時期は重要だと思います。明らかに予想に届きそうに無いのにレポートには「予定通り」と書いていたり、発表を先延ばしにしている企業は真摯な姿勢で株主に臨んでいるとは到底思えません。


それをわかった時点でしっかりと明らかにし、プランを練り直すのが経営陣のあるべき姿だと思っていますので、これも大事にしています。


あとはやはりストック・オプション。これの割合が大きい企業は株主を大切にしているとはお世辞にも言えませんのでやはり投資する気にはなれません。


株主に誠実な企業に投資したいですからね。


経営陣についてはこんなところです。次回は従業員についてです。長くてすみません・・・(笑)
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エクセレントカンパニーを探せ!その3


さて、今回は経営陣の評価です。


バフェットとリンチは「誰でも経営できる企業」を好みますが、それは経営者が無能でもいい、とイコールではありません。


バフェットがコカ・コーラに投資したのも名経営者ゴイズヴェタの存在が大きかったようですし、やはり経営陣の評価は大切にしています。


ではいきます。


○その経営陣は企業の成長ストーリーを複数思い描いているか


やはり長期での成長ストーリーを追うとなると、ストーリーは一つでは足りないことが多いと思います。


もちろん、一つの長い長いストーリーがあればそれに越したことはありませんが(むしろその場合はこの事項をチェックしません。)、市場はいずれ飽和に向かってしまう可能性が高いため、そのときに第二のエンジンとなるべきサブストーリーを備えているかどうかは企業の将来にとって大事なことです。


ですから、「第一のストーリーを展開させながら、第二、第三のストーリーも少しずつ展開させている企業」が投資するにふさわしいと思っています。


もちろん第二、第三のストーリーも企業の成長にとって妥当なものでなければならないのは言うまでもありません。


この辺の事項は中期経営計画で確認することが多いですね。


ボクは中期経営計画の評価を非常に大事にしています。企業の進むべき道や目標を通じて経営陣の力が推し量れる部分があるからです。


○役員の構成は適当か


企業の内部の社員評価は大切だと思っていますし、現場で見るべきところと経営で見るべき部分は異なるところは多いでしょうが、その両方を知る人材の登用は企業が高成長を遂げていく上で必須であると思いますので、役員の経歴は必ずチェックしています。


同業他社と比べると大まかに出世のペースがわかりますので、それと比較したりしています。


やはり現場からじっくりと上がってきた人が何人かしっかりいると評価が高いです。外からの目、という意味で外部取締役がいるのも良いと思います。


逆に創業者の一族が他の人に比べて明らかにトントン拍子で出世していたりすると、「はじめからレールが引かれていたのかな」という気がして(実際そうなんでしょうけど)ちょっと評価が落ちます。やはり評価されるべき人が評価されて然るべきですからね。


ただ、それでも他の点でそのマイナス点を大きく改善させるくらい優秀だと感じたり、他の取締役がじっくり経験を積んできた人たちで構成されているようであればそこまで問題にはしないことにしています。


月並みな言葉ではありますが、企業は人だと思っていますので、人に対する評価も大事にしたいところです。


さて、経営陣の評価、まだ続きます。
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エクセレントカンパニーを探せ!その2


実際にある程度絞込みを行ったら、分析開始です。ここからいくつも事項が出てきますが、この順番で行っているわけではありません。正直気まぐれです・・・。


まずは一つ目。


○この先少なくとも5~6年、企業が成長したときにその成長に耐えうる市場であるか、そして同時にその企業成長をもたらすような製品又はサービスを有しているか


ボクは基本的に企業が参入している市場を結構気にしています。やはり長期にわたって大きなリターンをもたらしてくれるためには企業規模に比べて大きな市場にいなければ成長は見込めませんからね。


「企業規模に比べて」と書いたのは、必ずしも成長している市場でなければいけない、というわけではないからです。


市場が縮小あるいは横ばいであったとしても企業の伸びしろが大きければ十分に投資対象になりえます。


ボクとしてはゆるやかに拡大している、くらいが嬉しいです。


やはり急拡大だとテーマ市場になってしまいやすい(エコ関連とか)のであまり投資しようと思いません。もちろん、注目されていなければぜひとも投資したいと考えるでしょう、その企業が素晴らしければ。


さらに付け足すと、ニッチ市場を突き進もうとしている企業は「すでに存在している市場を突っ走る」のではなく、「潜在需要を掘り起こす」場合もある(小売とか)、今現在の市場規模がわからない場合が多いです。


その場合はその企業がパイオニアになるわけですからあまり規模は気にしません。


もちろん、開拓しようとしている市場が素人目から見て明らかに狭すぎれば問題ですけどね。


あともう一つ注意しているのは、競合企業の問題です。


かの投資家ロバート・ウィルソンは「もしもっと気をつけていればリターンを改善できたと思うことは何か」という問いに対して


「競合相手に恐れて売ってしまうこと」


と答えています。


(参考:「マネーマスターズ列伝」、ジョン・トレイン著、日本経済新聞社)


競合企業がいてもそれを上回る競争力があればいいわけですし、もし問題が出てくるなら売上の低下や利益率の低下などによって表れてくると思いますので、そこで判断しても遅くないと思います。もちろん、勝てる企業を選べれば問題ないわけですが。


というわけでボクの中では「競争相手が少ないこと」は買う理由の1つになっても「競争相手が多いこと」が買わない理由にはなりません。その企業の強さが大事だ、ということです。


魅力的な製品やサービスに関しては、過去の成長要因や企業のHPをじっくりと読み込んでいけば見えてくることだと思いますし、一概にどう、と言えるものではないと思うので詳しくは書きません。


どの市場にせよ、その企業が成長する余地がなければ長々と投資をする意味はありませんので、市場の大きさと企業規模の比較は大切にしたいところです。


今回はこの辺で。次回は経営陣についてです。
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エクセレントカンパニーを探せ!その1


さて、というわけで実際にボクの選ぶ方法について書いていきたいと思います。


まずは絞込みから。


基本的にボクが目をつけるのは「一株あたりの利益が着実に伸びている企業」です。


フィッシャーは基本的にターンアラウンド(復活)を得意としており、今現在は微妙な企業の中からシンデレラを探し出しますが、ボクにはそれはできそうもありませんので、「シンデレラになりかかっている企業」又は「すでにシンデレラな企業」を探します。


ちなみに着実に伸びている企業、というのは「毎年伸びている」とはイコールではありません。


そういう基準にしてしまうと1期減益になったらすぐ売り、ということになってしまい、目標である長期にわたる素晴らしきリターンをもたらしてくれる投資は達成できないからです。


多少散発的にであっても中期(5~10年)のスパンで伸びてきている企業が望ましいです。もちろん、連続であればそれに越したことはありません。


さらに具体的に言えば「景気の主循環ごとに利益のトップとボトムを切り上げていく」企業と言ったところでしょうか。多少減益のときはあっても長期で見れば確実に右肩上がりをしている企業が注目リストに入ってきます。


ですので、基本的に市況関連企業は投資しません(もちろん、市況関連業界にあってもそうではない実際の利益変動はそうではない企業も存在しますし、そういう企業は投資対象になります)。市況関連企業への投資はピーター・リンチの言葉を借りれば


「(トランプゲームの)ブラックジャックのようなもの」


であり、欲張りすぎると利益が全部吹っ飛んでしまいますので、投資タイミングが結構重要になってきます。


それでは当初の目的である「多少短期的に買いのタイミングをミスしても」という部分を満たしてくれません。そもそもそのような企業はボトムを切り上げていってくれない場合が多いですけどね。


以上のような観点から企業をピックアップしていくわけですが、基本的にスクリーニングは行いません。


このような企業はスクリーニングでは出てこない場合(特に散発的成長の場合)もありますし、仮にPERが低くなったら投資対象となる、という可能性も考えられますので、四季報に目を通して判断するようにしています。


さて、実際にピックアップしたら次にどういう観点で企業を見ていくのか、次回以降書いていきたいと思います。
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エクセレントカンパニーを探せ!その0


さ、2月に入ったことですし(?)、久しぶりにシリーズモノです。


個別株についてあまり深く突っ込んだことを書いてきませんでしたが、ここらボクの個別銘柄の選び方について書いてみたいと思います。


タイトルも無駄にかっこよくつけてみましたよ(笑)。


少々長いシリーズものになってしまうのですが、飽きずに付き合っていただければ幸いです(^^)。


まずはじめに、ボクの狙う企業は先日の記事にも書きましたが


「買い時を少々誤ってもそれでもなお長期にわたって大きなリターンをもたらしてくれる企業」


です。


そんなうまい話あるかって話なんですが、きっとそういう企業はあるぞと信じて探していきます。


あらかじめお話しておくと、ボクはフィッシャーの影響を多分に受けておりますので、投資基準は彼の著書で取り上げられている「最高の株を選び出すための15のポイント」を自分なりにアレンジしたものとなっています。


やはりあれはボクのバイブルですし、フィッシャーは最も尊敬している投資家ですから。ボクは基本考えが暑苦しい(甘っちょろいことも言ってみたいタイプ)投資家でして(笑)、その思いを十分に生かせるのはフィッシャーの投資スタイルなんです。


あ、ちなみにあれを「ボクのおすすめ資産運用本」カテゴリの中に入れていなかったのは監修の荒井氏による過剰なロッドマン化(字を太くしたりでっかくしたりするやつです)と、所々にはさんでいるNOTEが好きではないからです(笑)。


もう少し加えれば、フィッシャーは財務分析については本当に必要最低限しか触れておりませんので、他の方に薦めるのはどうなのかなと思った、というのもあります。


ただ何度読んでも内容は素晴らしいものですので、ここで宣伝しておきましょう(笑)。


ちなみに彼得意の「聞き込み」は行いません。もちろんそれが出来ればそれにこしたことはありませんが、ボクにそのようなコネは皆無のですので・・・。


紙にまとめてみて気がつきましたが、正直かなりプロセスが長いので結構調べるのに時間がかかります。


ただ、下手に「これいいかもな~」という理由だけで買ってすぐ売って次の投資先を見つける、という繰り返しの手間隙を考えれば詳しく調べたものをずっと持ち続けるほうが長期的にはずっと効率的だと思うので、仕方ないかなという感じです。


まあ馬鹿でかいリターンをもたらしてくれる企業を探すわけですので、それくらいはしなくてはだめかなと思いますしね。


きっとこのシリーズを読んでくださればボクの投資に対する熱き思いが読者の方わかっていただけると信じております(笑)。



前置きが長くなってしまって申し訳ないですが、次回よりスタートです。
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プロフィール

Author:田舎のKen
・札幌在住。
・KISSアプローチに基づき、国内株式は個別株集中、海外株式はインデックス分散。
・夢は適当なとこでリタイア、自給自足の生活を送ること。

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