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宗教と争い。


「なぜ宗教は平和を妨げるのか」を読みました。


なぜ宗教は平和を妨げるのか―「正義」「大義」の名の下で (講談社プラスアルファ新書)なぜ宗教は平和を妨げるのか―「正義」「大義」の名の下で (講談社プラスアルファ新書)
(2004/01)
町田 宗鳳

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けっこう前の本なのですが、古本屋で安かったので手にとってみました。


本書は一応タイトルに「宗教」とありますが、政治的要素も加えて説明されているため「宗教学」というよりは「国際関係学」という観点で説明されていると感じました。


肝心の内容ですが、アメリカとイスラムの争いを中心に世界各国の争いをそれぞれの「正義」を説明しながらその原因を追求しています。


筆者の基本的な立場としては、争いはお互いの「影」が投影された結果であり、痛みの「内在化」が出来ていないのが原因であるとし、また宗教や領土が生む排他的要素がこれをさらに拍車をかけている、といったものです。


しかし筆者の言いたいことが少しぼんやりしているのが残念です。あと、結論が微妙でした(^^;)。


ただ痛みの内在化については考えさせられるものがあります。


たとえば、自分の友人が住んでいる地域で何か事件があり、けが人などの欄にその友人の名が載っていないとほっとする、という経験がある方もいうのではないでしょうか(ボクはあることを正直に告白しておきます)。


ある種その行為は友人思いでもあり、別な言い方をすれば「自分が知らない人なら怪我にあっても友人ほど心は痛まない=人の重みに差をつけている」、つまりある種残酷だ、ということをあらわしていることになります(重ね重ね申し上げておきますが、ボクはそのような経験があります)。


筆者はそれを「対象化(=他者の痛みを自分に結び付けない)」と呼び、「内在化(=他者の痛みを自分に結びつける)」を行っていかなければ世界の紛争は平和へは向かえない、と説いています。


これについては賛否両論あると思いますし、ナイーブな問題ですのでボクの意見を言うことは控えておきます。


ちょっと話がずれてしまいましたが、宗教は心の支えになる反面、確かに争いを生んでしまう原因ともなってしまいます。


争いがなく、各宗派が共存できる社会がこれから構築されていくことを切に願うばかりです。
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Comment

    

その点、日本の場合はホント平和ですね。正月は神社へ行き、クリスマスを祝い、結婚式は教会で、葬式は坊さんを呼ぶという具合ですから。

コメントありがとうございます。

>Tansney Gohn さん
>>その点、日本の場合はホント平和ですね。

まあそれが日本の良いところでもあると思いますけどね(^^)。

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プロフィール

Author:田舎のKen
・札幌在住。
・KISSアプローチに基づき、国内株式は個別株集中、海外株式はインデックス分散。
・夢は適当なとこでリタイア、自給自足の生活を送ること。

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