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EUT VS CBDT。


今日は意思決定のお話。


従来より人間の意思決定は期待効用理論(EUT)に基づいて決定を下すと言われてきました。


EUTとは可能な選択肢に対して実現可能性を考慮して結果の効用の期待値を計算し、それに基づいて意思決定を行う、というものです。


確かにこれはもっともな理論で、「ああ、確かにそうかもしれない」と思う方多いのではないでしょうか。


しかし近年、事前ベース意思決定論(CBDT)という新しい考え方が登場しています。


これは人は確率を考えて意思決定をするというよりも過去の(特に自分の周りにあった)事例との類似性で意思決定をすると考えるもので、そのほうが物事を簡単に説明できるのでは、と言われているそうです。


(参考文献:「エコノミック恋愛術」、山崎元著、ちくま新書)


これはなかなかおもしろい考え方ですよね。


合理的なのは間違いなくEUTなのでしょうが、やはり考えたりするベースになるのはCBDTなのかなという気がします。


これは大投資家についてもよくあてはまると思います。


偉大なる投資家(バフェット、リンチ、フィッシャーなど)はみな基本的に自分のよくわかる範囲でしか投資を行いませんでした。


これはEUTベースで考えたとき、他の投資法の確率ないしは効用(リターン)を下げて計算されたから排除されたという考え方もできるでしょうが、おそらくそうではなく、自分がやってみてうまくいかなかったから、というCBDTベースで考えたほうがしっくり来るのではないでしょうか(フィッシャーは微妙ですが・・・)。


一方で、インデックス投資の本はどちらかと言えばEUTベースの考え方に属しているでしょう。


過去の期待リターンや個別株投資をしたときにインデックスを上回る可能性とその効果などについて論じられていますからね。


個別株でもスクリーニングとかで割合機械的に銘柄を選んでらっしゃる方はEUT志向なのかもしれません。


まあどっちがいい悪いという問題ではないのですが、投資法一つ取ってみてもそこに至るまでのプロセスが違う、というのはなかなかおもしろいなってお話でした(^^)。


ちなみにボクはEUTで考えるようにしつつも結局CBDTで考えてしまうタイプです・・・(^^;)。
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意思決定

田舎のKenさん、こんにちは。あつまろです。
意思決定のEUTやCBDTという単語で聞くと難しく思えますね。
田舎のKENさんもYUCASEEに登録されたんですね。しかも、さっき気付いたのですが、ブログをリンクして頂いていたんですね、私もリンク貼っておきます。

コメントありがとうございます。

>あつまろさん
まあアルファベットで書くとそう見えますよね。エビデンスを重視するか、経験を重視するか、というだけの話なのですが、ぱっと見が少々小難しいですね。
YUCASEEはせっかくお声がけをいただいただいたので登録させていただくことにしました。
リンク、ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

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プロフィール

Author:田舎のKen
・札幌在住。
・KISSアプローチに基づき、国内株式は個別株集中、海外株式はインデックス分散。
・夢は適当なとこでリタイア、自給自足の生活を送ること。

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