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エクセレントカンパニーを探せ!その7


さて、もう少しでチェック事項も終わりです。


○その企業は投資に値するだけの利益率を確保しているか


良い商品を作っていても売れなければどうしようも無いのと同様に、売上が伸びても利益が伸びなければどうしようもありません。


やはり、売上とともに利益が伸びる(できれば売上以上に利益が伸びるのが好ましい)企業に投資したいですから、収益体質は必ずチェックします。


具体的には、主に同業他社との営業利益率を比較することが多いです。


ただ、有利子負債が多い企業にあっては支払利息が足を引っ張る場合もありえますから、経常利益を中心に見ていくこともあります。


加えて利益率は単年ではなく、ある程度眺めのスパンで変遷を見ることにしています。


なぜなら、長期的にコスト削減計画を実行しているかをチェックするためです。


今回のような不況になると「収益性の改善に努めました」という趣旨の文章がレポートに載ることが多いですが、それは素晴らしいことでも何でもなく、当たり前のことです。


そのようなことは基本的に好況不況関係なく行っていくべきものですから、景気拡大と共に企業の財布がゆるんでいくようでは長期的な発展は望めません。


以上のような理由から、複数年で利益率は見ていくことにしていますが、気をつけているのは仮にコストが削減されているならばそれが何によって起こっているのか、ということです。


基本的にコスト削減は望ましいことではありますが、望ましくないコスト削減が一つあります。


ここまでこのシリーズを読んでくださった方ならお気づきでしょう。


それは、人件費の削減です。


どんなに厳しいときでも基本的に人(従業員)を大切にしてくれる企業が良いですし、好景気に入って成長しているのに従業員数を減らして筋肉質な企業体制を作り、不況になっても景気が厳しいからという理由で大幅なリストラを行ってさらに数を減らしている企業もありますからね・・・そういう削減は勘弁です。


ちなみに先ほど、「基本的にコスト削減は望ましいこと」と書きましたが逆に利益率が下がっていても許される場合もあります。


それは、先行投資による場合です。


大きなプロジェクトにより多額の研究開発費を計上する、人を大量に採用して人件費が増える・・・そういう理由なら利益率が低くても問題ではありません。


ただし、この場合は他のチェック事項に普段以上に気を配るようにしています。


その先行投資が本当に企業の爆発的な成長に必要なものであるかをしっかり見極め、十分な効果が出るかを見定めないと、その負担が何の利益も生まないからです。


このように少々例外はありますが、そのようなちょっと特殊な場合を除いてはやはり他社より利益率が高い企業を選んでいます。利益率が高い、ということは他社よりうまくコストコントロールを行っている、という証拠でもありますからね。


というわけで今回はこの辺で。長々と書いてきましたが、チェック事項は次回で最後です。


ここまでの調べる順番は基本的に順不同(あ、でも企業規模とマーケットの比較が最初かもしれません)なのですが、次回挙げるチェック事項は順番が必ず最後です。


「今さらそれ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません・・・フィッシャーの著書をお読みの方は想像がつくかもしれませんが、明日のお楽しみ、ということで(^^)。
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売上が伸びても利益が伸びなければどうしようもありません。

>実業家は、皆さんそのことについて、言いますね。
赤字は最悪だと。売り上げはある=仕事はしている。
なのに、赤字だから給料は減る、ボーナスも減る、でも仕事は忙しい。これで、物凄くモチベーションが下がると。だから赤字は、従業員を本当に、不幸にすると、おっしゃいます。

コメントありがとうございます。

>黒色大聖堂管理人さん
そうですか・・・やはり現場の方の言葉は重みがありますね。ためになるご意見ありがとうございます。

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田舎のKen

Author:田舎のKen
・札幌在住。
・KISSアプローチに基づき、国内株式は個別株集中、海外株式はインデックス分散。
・夢は適当なとこでリタイア、自給自足の生活を送ること。

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