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長期投資とリスクの関係その2。

 さて、前回の記事「長期投資とリスクの関係。」の続きです。


イーノ・ジュンイチさんがコメントで仰っていたことですが、「小難しいことをやっているからか、PVが減っている」そうです。


…なぜだろう(@_@;)とっても興味深いと思うのですが・・・。ボクなんて更新を楽しみにしてとってもアクセスしているのに(笑)まあ人の好みはそれぞれってことなんでしょうか。


さて、それはさておき続けていきたいと思います。


前回述べたとおり、長期投資ではリスクが減らないと明らかになりましたが、インデックス投資家であるボクにとってのバイブルでもある「ウォール街のランダムウォーカー」には逆のことが書かれています。


前回最後に「リスクについての捉え方の違いだ」と書きましたが、それについてもう少し見ていきます。


まず、「ウォール街のランダムウォーカー」ではリスクについて、次のように述べられています。


”(中略)つまり、投資のリスクとは、具体的には証券(債券や株式)の期待したリターンが実現しない可能性であり、特に値下がりの可能性であると言える。


そして、前回示した根拠のデータについては、


”(中略)年々実際得られるリターンのぶれは投資期間に比例して小さくなり、二十五年になると、上に6.7%、下に2.6%にせばまるのだ。とりわけ下にぶれる度合いが小さくなることがわかるだろう”(ちなみに25年投資した時の年平均リターンは10.5%)


と述べています。


つまり、マルキール氏は「投資期間が長くなっていくにつれ、年平均リターンのボトムは上がっていっている、つまり投資機関が長くなるにつれ最低でも得られるリターンの総額は増えているのでリスクは軽減されていると言える」という主張をしていると考えられます。これは、一般の人にも分かるようにそう書いているのかもしれませんが、その可能性はひとまず置いときます。

(注)これは田舎のKen個人の意見です。


しかし、ここでは年平均リターンという基準でリスクを見ており、「投資期間がたった後の資産パターンの平均からの散らばりっぷり」という観点からリスクを見てはいません。


「年平均リターン」というのが単利なのか複利なのかよくわかりませんが(複利ですかね)、仮に単利だと考えたとしても、


元の資産を100として、一番良い25年間をとると資産は100+100×17.24%×25年=531、同様に平均(10.5%)だと362.5、一番悪くて(7.94%)298.5となり、平均からはそれなりに散らばっています(そのシミュレーションの内訳がわからないのでどの辺にどれだけ散らばっているのかはわかりませんが…)し、もし複利ならその差はさらに広がることとなります。


これについては同書では述べられていませんでした。


ただ、複利で調べていないので何とも言えませんが、長期になっていくにつれ、最悪の場合と平均値の結果のズレの割合{(平均の期待リターンを得た時の資産の結果-最低のリターンを得た時の資産の結果)÷平均の期待リターンを得た時の資産の結果}は小さくなっていくのかもしれません。(今度元気がある時にでもやろうかと思います…)


これがイーノさんややすともさんの結果とマルキール氏の主張が食い違う原因(の1つ?)なのではないでしょうか。と言っても実際は食い違っているわけではなく、注目している観点が異なるため結果が違ってきているのだ思います。


結局長期投資とリスクについてどうとらえるべきなのかはよく分からない部分があるのですが、ボクなりに考えたことはあるので、それについては次回書きたいと思います。


(注)「ウォール街のランダムウォーカー」の解釈も含め、これは田舎のKen個人の感想ですのでご了承ください。
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No title

Kenさん、こんばんわ。
Kenさんもシリーズ化に突入のようですね。

長期投資でリスクが減るという考え方は、最終的なバラつきを年で割れば小さくなる、たとえば10年後のばらつきを10で割れば1年目よりもバラつきが小さくなっているでしょ、ということを言っているみたいですよ。ばらつきは、年に比例して大きくなるわけではないですから。
このことは、山崎元氏もホンネの投資教室で言っています。
http://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/investment/yamazaki/in05_report_yamazaki_02_05.html

きっとみんな騙されているではないでしょうか。私も騙されていた1人ですが。

コメントありがとうございます。

>やすともさん
はい、図らずしてシリーズ化してしまいました^^;。

”長期投資でリスクが減るという考え方は、最終的なバラつきを年で割れば小さくなる、たとえば10年後のばらつきを10で割れば1年目よりもバラつきが小さくなっているでしょ、ということを言っているみたいですよ。”


そうですよね。ということはやはり通常はリスクを「平均からの散らばり」でとらえている、ということです。


しかし、マルキール氏はおそらくそう捉えてはいないのえはないでしょうか。やはりあくまで「長期的にボトムがあがるかどうか」という観点でリスクを捉えているように感じます。

それが正しいのかどうかはボクにはわかりませんが。

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プロフィール

田舎のKen

Author:田舎のKen
・札幌在住。
・KISSアプローチに基づき、国内株式は個別株集中、海外株式はインデックス分散。
・夢は適当なとこでリタイア、自給自足の生活を送ること。

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