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成長の罠のワナ。


「成長の罠」という言葉があります。


これは「株式投資の未来」を著したジェレミー・シーゲルが使っていて言葉で、簡単に言えば


「成長している企業ないしは国に投資したところで満足した成果が挙げられるわけじゃないよ」


という意味です。これに近い考え方としてこのブログでも以下のような記事を書きました。


日本株の潜在能力は・・・。


しかし、この記事の新興国への投資については「ボラティリティが通常のアセットに比べて大きいので、より大きなリターンを挙げるためにはどうしてもある程度タイミング投資の必要性が生じてくる」ということを言いたかっただけで、僕は中長期的に見れば新興国株式のインデックスはどのアセットクラスのリターンをも凌駕すると思っています。


簡単に言えば「成長の罠」は発生しないのではないか、ということです(よほど悪いタイミングで投資してしまったら話は別ですが)。


なぜ「新興国株式のインデックスは」という部分を太字にしたかと言えば、一国に集中してしまうと通貨の問題や政治の問題がもろに反映されてしまう可能性が高いですし、それこそ「成長の罠」に陥ってしまう可能性が無いではないと思いますが、国が分散され、しかも適宜比率の見直しが行われる同指数ならばそれは起こりにくいと思っています。


ではなぜ起こらないと思うのか、という問題ですが・・・


正直これについてはよくわかりません。結局成長する国にはお金が集まり、その国の経済が発展して株価が上がる、と言うサイクルの強さが先進国に比べて強いから、という月並みな意見にしか落ち着きませんでした。


ふん、そんなん理由にならないやいと思われる方ももちろんいらっしゃると思いますが、このデータを見る限り僕は成長の罠が新興国インデックスに存在するとは思いません。


ema.png


これはEFA(アメリカ以外の先進国)、EEM(新興国)、S&P500の比較のグラフです。


これを見る限り下落相場は確かによく落ちていますが、それでもほぼ一貫して新興国のリターンがいいように見えます。


わたしのインデックスで円ベースのリターンを確認しても同様の結果が得られています。


僕は比較的論より証拠を重視するタイプですから、こちらを支持しています。


そしてタイミングの問題ですが、ある程度必要になるとは言え、そこそこの買い場はこれからも何度も何度も現れ続けると考えます。それは


1、先進国の企業が結局新興国で稼ぐのではという思惑

2、新興国のリターンが良かったときに「出遅れの」先進国を狙おうとする投資家の心理

3、「成長の罠」を知る人の影響

4、ボラティリティが大きく、株価がぽんと跳ねたら利益確定したくなる投資家の心理

5、新興国バブル崩壊による投資家のセンチメントの悪化


などが存在するからです。


僕は「新興国株式万歳!」なんてことは言おうとも思いませんが、これからもアセットの主役は新興国株式に担っていってもらおうと考えています。


もちろん天井でフルインベストメントしてしまわないように気をつけながら、ですね。
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株式投資の未来 1/5~成長(グロース銘柄)の罠

1999年4月、わたしはインターネット銘柄の株価水準について考えをまとめて、ウォールストリートジャーナル紙のコラム面に発表した。タイトルは『インターネット株は高すぎか? そのとおり』だ。当時のハイテクセクターはまさに沸騰状態で、セクターの時価総額がS&P500の全体の1/3に近づいていただけでなく、ナスダックの売買高が、史上初めて、ニューヨーク証券取引所を上回っていた。2000年3月、私はジ... ...

Comment

    
No Title

お疲れ様です。
ACWIみたいなものに投資するか、EEM+EFAに投資するかの違いを考えるのでしょうね。。
ちなみに、
僕は、CMAM先進国:eMAXISを1:1で買い続けています。

No Title

「成長の罠」は理解しておかないといけないですね。
EEMも今は割高でEFAやS&Pは割安の可能性もあります。そこは誰もわからないので分散が重要という話になりますね。

コメントありがとうございます。

>矢向さん
そうかもしれませんね。僕は新興国がかなり多めですが、ブログなどを拝見していると1:1くらいの方が多いように感じます。

>kenzさん
そうですよね。それは時が明らかにしてくれるでしょうから退場しないようやっていきたいと思います。

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プロフィール

田舎のKen

Author:田舎のKen
・札幌在住。
・KISSアプローチに基づき、国内株式は個別株集中、海外株式はインデックス分散。
・夢は適当なとこでリタイア、自給自足の生活を送ること。

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