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ドルコスト平均法は有用か?その2

さて、前回の記事の続きです。

前回述べたとおり、ボクは世界経済については今後長期的に上昇していく見込みがあるので株価も長期的に上昇していく可能性が高い、よって、このような相場でもドルコスト平均法は有用なのではないか、という結論に達しました。日本株、という例外を除いて。ちなみにボクはインデックス投資家なので、日本株、というのもインデックス(TOPIXないし日経平均)で考えていきますのでご了承ください。

まず、日本株がなぜ例外だと考えるかを簡単に述べておきたいと思います。
1、株式市場が非常に非効率


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(yahoo finaceより)

これはS&P500との比較のグラフを見れば明らかです。過去、日本は株式相互持合い、機関投資家の不在、インサイダー取引の横行などがあり、市場が非効率になってしまっています。これでは、タイミングを間違ってしまえばドルコスト平均法の効果が発揮されても最終的に得ができない、という事態に陥る可能性が十分にあります。

2、市場効率化の策は打たれたとしても、その効果は不透明
これは1と関連していることでもあるのですが、仮に市場効率化の政策がとられたとしても、それに引っ張られてTOPIXないし日経平均が長期的な上昇に転じていくかが不透明だと思います。

ある程度日本の企業は成熟期に入っていると言える産業もあります。つまり、相対的に見てこれからの業績の伸びが世界に勝てるかといわれれば、「わからない、もしくは厳しい」状態にあるということができると考えます。そう思わない方もいらっしゃるかもしれませんが、もし数年後、現在経済が落ち込んできているBRICS、そしてVISTAの国々が目覚しい発展を遂げてきても、日本は国際的な競争力もしくは相対的な成長率を保つことができる、と言い切ることができるでしょうか。
「(相対的な)業績・シェアの伸び+株式市場の効率化」なら長期的な上昇は期待できると思います。しかし「株式市場の効率化」単独でどこまで伸ばせるかについてはまったく判断ができません。(むろん日本が相対的なシェアや競争率を保ち、かつ株式市場が効率化される、というシナリオもありえます。しかしボクはそのシナリオには否定的なので考慮に入れないで考えています。ボクのその意見に反対の方は、「もし」悪いほうのシナリオが起こったときの話だと思ってください)もしかしたらこれを契機に株価はアメリカや世界と同じような上昇を描き、経済もそれに応じて成長していくかもしれないし、改善されても世界の株価上昇ほどは上昇できないかもしれない。それはわからないのです。
そのような状態で日本にウェイトを置いて長期的な投資を行うことは世界の株に投資することよりも魅力的か、言い換えれば「日本の経済成長+株式市場効率化」は「世界経済の成長(+株式市場の効率化)」に勝てるのか、と言われるとボクは残念ながら「No」と答えざるをえません。

この理由は説得力がにかけている部分があるのは事実です。つっこっ見どころは満載だと思います。僕も自分で読んでみて説得力あんまりないかもな、と感じますし。しかし、上記の事態を差し置いて「日本株はだいじょうぶだ」と言うことはボクにはできないのです。

3、内需は成長させられるのか
最近、アメリカ経済に対するカップリングの影響から「内需転換を」と叫ばれるようになりました。確かに、毎度アメリカ経済の影響をモロに受けていてはたまったもんではありません。(まあ好景気のときはいいのかもしれませんが)内需が安定してくれば経済も安定してくると考えられます。しかし、それがうまく実行できるのでしょうか。日本はグローバル経済によって成長してきたにもかかわらず、給料は減ってきました。(グラフはこちらのファイルをご覧ください)
そして現在、サブプライムを発端とした不況の影響で、給料はさらに減ろうとしています。それが改善されても、今度は少子高齢化&人口減の問題が降りかかってきます。内需にシフトしようにも内需の屋台骨はゆらいでしまっている、というのが現状な気がします(もっとも、高齢者向きのサービス需要を発掘すればよい、という考えもあるようですが)。果たして、今の日本政府はこの状況を打破する対策をうてるのでしょうか。今の日本の政治を見ていると、これまた疑問符がついてしまいます。


ここで申し上げておきたいのは、ここまで日本のことを批判しているのは、期待の裏返しだということであり、日本の株価ににまったく成長の見込みがない、と言っているわけではない、ということです。ボクだってできれば為替リスクなどはとりたくありませんし、ドルコスト平均法を行うのが日本株だけでなんとかなるならそれがベストだと思っています。しかし、現状ではそれができないのです。なので、泣く泣く申し上げている、というのが本音です。

いずれにせよ、以上の理由から日本株はドルコスト平均法が報われない可能性が海外株に比べれば高いと考えています。あくまで、現状では、です(将来に対する期待込めてます)。

もちろん、これらの問題が解決されればウキウキで日本株に比重を移していくことは言うまでもありません。

では、次回では今のところ、日本株はどのように扱うのがよいと考えているかを述べていきたいと思います。

*これはボクの個人的な意見です。投資は自己責任でお願いします。
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Author:田舎のKen
・札幌在住。
・KISSアプローチに基づき、国内株式は個別株集中、海外株式はインデックス分散。
・夢は適当なとこでリタイア、自給自足の生活を送ること。

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