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エクセレントカンパニーを探せ!~ちょっとわき道へ~


今回は従業員について書くつもりだったのですが、一回遅らせます。


と言うのも、今回書いているシリーズに関して「経営陣については具体例が少ないのでいまいち説得力に欠ける」というご指摘をいただいたからです。


「突っ込まれるかな~、いやでも大丈夫かな~」と思っていたらやはり来てしまいました・・・至極ごもっともな指摘です(笑)。


最初は自分の保有企業を例に出して書こうかなーと思っていたのですが・・・あまり自分の保有企業について書くのが好きではないので、やめたのです。


自分の腕を隠したいとか、同じの買われたくないとか、そういうわけではないのですけど・・・まあたぶん性に合わないのでしょう。他の方の見るのは好きなんですけどね・・・なんて自分勝手な輩(笑)。


と言ってもボクの保有企業6つのうち3つはいつも拝見しているブロガーの方々が保有していますので・・・はは(^^;)。


まあそれはさておき、確かに具体例がないのはさびしいですので、経営陣について具体例を一つ出してみます(保有しているかどうかは別です)。


ボクは経営陣に関してはpaperboy&coが結構優秀だと思っています。


柳井氏率いるユニクロとか、永守氏率いる日本電産とかを書こうかと思ったのですが、それじゃあなと思って比較的若い企業から例を出してみることにしました。


ちなみにマニーも候補に挙がりましたが、マニーはテレビ(カンブリアでしたっけ?)にも出たようなのでもう満足でしょう(笑)。


さて、paperboy&coの経営陣が優れていると考えているのがどのような点かと言えば以前の記事に書いてきたことの繰り返しになりますが、


・ 自社の強み(価格競争力)を生かした戦略を取っている(積極的な値引きキャンペーンなど)
・ 顧客の利便性の向上に余念が無い(スペックの向上など)
・ ネットサービス関連の話題のキャッチが早く、それをもとに魅力的な成長ストーリーを複数思い描いている
・ 成長に資金が必要ない分、増配という形での株主還元への意識が高い
・ ゆるい雰囲気(笑)


と言ったところでしょうか。余談ですがこの企業、サービス内容(デザインも含む)を見ていると、企業理念の「もっとおもしろくできる」が会社全体に浸透しているのだなあと思いますね。


ちょっと話がずれてしまいましたが、この企業の経営陣が特に素晴らしい点はやはり3つめの事項、成長ストーリーの模索だと思います。


既存のストックビジネスに以前のような大きな成長が見込めなくなってきた、というのがあるのだとは思いますが、それにしても第二、第三の成長ストーリーへの意識の高さは相当なものです。しかも多少なりとも話題になってきているものは確実に捕らえる周到さ。


ストーリー候補は結構な数が存在していますので、おそらく一般社員からの意見もしっかりと取り上げているのでしょうね。さすがに経営陣だけでこれすべて思いつくのは難しい気がしますから。


もちろんそれが本当に魅力的かを精査する必要はあります(ぐるなびや楽天などのライバルがいますしね・・・本のレビューはamazonとかかな・・・)が、こうした意識の高さは投資家を安心させてくれるものがありますし、長期保有させてくれる姿勢を持っていますね。


またまた余談ですが、インデックス投資家のみなさんも同社のHPや決算説明会資料を眺めてみることをオススメします。ゆるさにやられちゃいますよ(笑)。


というわけで、ちょっと具体例も出してみたところで、明日から再び本論に戻ります。明日は従業員についてです。
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エクセレントカンパニーを探せ!その4


経営陣の評価の続きです。


○業績予想は適度に保守的か


内部・外部環境を適切に把握し、企業の将来を見て取るのも経営陣の大切な役割です。そして株主は企業のリスクテイカーとなっているわけですから、その将来情報は適切なものを与えられるべきです。


その点では、業績予想を一つの目安にしています。基本的にはちょっと保守的な企業が好きです。


いつも強気で大風呂敷を広げるけど予想を全然達成できていなかったり、下方修正を繰り返す企業は投資したくありません。


逆に保守的過ぎてあっというまに通期予想が達成されてしまうような企業もあまり投資しようとは思いません。


我々投資家が求めているのは企業の足元の実際の姿ですので、やはりちょうど達成できるか少し上回る、くらいの予想を続ける企業が望ましいです。


○トラブルがあったとき、適切に対処しているか


企業は人間が経営しているわけですから、どうやっても何らかのトラブルは出てきてしまいます。こんなときは経営陣がどう行動するかは大きなポイントです。


きちんと認めるべきところを認め、謝罪し、迅速かつ適切な対処をとる。そしてそれをHPにしっかりと残しておく、くらいのことはしてほしいものです。


企業の成長に信頼は欠かせませんから、ステークホルダーに対する真摯な姿勢は不可欠だと思います。


○その経営陣は株主に報いようとしているか


株主は企業の所有権を有しているわけで、経営陣はその所有者にリスクテイクに対するリターンを与えようとする姿勢がなければ優れた企業とは言えないと思います。


たとえば自社株買いは増配などがその典型例でしょう。ただし、これらの事項は手持ちの資金とビジネスモデルなどを勘案して行われているかに注意しています。


成長に資金がある程度必要な企業だったら自社株買いをするよりはそれを再投資に回してくれたほうがよっぽど長期的にはありがたいですし、そうでなければ増配や自社株買いを行ったほうが良いと考えられます。


ですのでこの点についてはケースバイケース。


もう一つ大事にしていること、それは下方修正の発表。上記に書いたように経営陣は適切な業績予想を立てるべきですが、人間ですし、経済は激しく動きますので下方修正があってもある程度は仕方がありません。


しかし、その時期は重要だと思います。明らかに予想に届きそうに無いのにレポートには「予定通り」と書いていたり、発表を先延ばしにしている企業は真摯な姿勢で株主に臨んでいるとは到底思えません。


それをわかった時点でしっかりと明らかにし、プランを練り直すのが経営陣のあるべき姿だと思っていますので、これも大事にしています。


あとはやはりストック・オプション。これの割合が大きい企業は株主を大切にしているとはお世辞にも言えませんのでやはり投資する気にはなれません。


株主に誠実な企業に投資したいですからね。


経営陣についてはこんなところです。次回は従業員についてです。長くてすみません・・・(笑)
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エクセレントカンパニーを探せ!その3


さて、今回は経営陣の評価です。


バフェットとリンチは「誰でも経営できる企業」を好みますが、それは経営者が無能でもいい、とイコールではありません。


バフェットがコカ・コーラに投資したのも名経営者ゴイズヴェタの存在が大きかったようですし、やはり経営陣の評価は大切にしています。


ではいきます。


○その経営陣は企業の成長ストーリーを複数思い描いているか


やはり長期での成長ストーリーを追うとなると、ストーリーは一つでは足りないことが多いと思います。


もちろん、一つの長い長いストーリーがあればそれに越したことはありませんが(むしろその場合はこの事項をチェックしません。)、市場はいずれ飽和に向かってしまう可能性が高いため、そのときに第二のエンジンとなるべきサブストーリーを備えているかどうかは企業の将来にとって大事なことです。


ですから、「第一のストーリーを展開させながら、第二、第三のストーリーも少しずつ展開させている企業」が投資するにふさわしいと思っています。


もちろん第二、第三のストーリーも企業の成長にとって妥当なものでなければならないのは言うまでもありません。


この辺の事項は中期経営計画で確認することが多いですね。


ボクは中期経営計画の評価を非常に大事にしています。企業の進むべき道や目標を通じて経営陣の力が推し量れる部分があるからです。


○役員の構成は適当か


企業の内部の社員評価は大切だと思っていますし、現場で見るべきところと経営で見るべき部分は異なるところは多いでしょうが、その両方を知る人材の登用は企業が高成長を遂げていく上で必須であると思いますので、役員の経歴は必ずチェックしています。


同業他社と比べると大まかに出世のペースがわかりますので、それと比較したりしています。


やはり現場からじっくりと上がってきた人が何人かしっかりいると評価が高いです。外からの目、という意味で外部取締役がいるのも良いと思います。


逆に創業者の一族が他の人に比べて明らかにトントン拍子で出世していたりすると、「はじめからレールが引かれていたのかな」という気がして(実際そうなんでしょうけど)ちょっと評価が落ちます。やはり評価されるべき人が評価されて然るべきですからね。


ただ、それでも他の点でそのマイナス点を大きく改善させるくらい優秀だと感じたり、他の取締役がじっくり経験を積んできた人たちで構成されているようであればそこまで問題にはしないことにしています。


月並みな言葉ではありますが、企業は人だと思っていますので、人に対する評価も大事にしたいところです。


さて、経営陣の評価、まだ続きます。
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エクセレントカンパニーを探せ!その2


実際にある程度絞込みを行ったら、分析開始です。ここからいくつも事項が出てきますが、この順番で行っているわけではありません。正直気まぐれです・・・。


まずは一つ目。


○この先少なくとも5~6年、企業が成長したときにその成長に耐えうる市場であるか、そして同時にその企業成長をもたらすような製品又はサービスを有しているか


ボクは基本的に企業が参入している市場を結構気にしています。やはり長期にわたって大きなリターンをもたらしてくれるためには企業規模に比べて大きな市場にいなければ成長は見込めませんからね。


「企業規模に比べて」と書いたのは、必ずしも成長している市場でなければいけない、というわけではないからです。


市場が縮小あるいは横ばいであったとしても企業の伸びしろが大きければ十分に投資対象になりえます。


ボクとしてはゆるやかに拡大している、くらいが嬉しいです。


やはり急拡大だとテーマ市場になってしまいやすい(エコ関連とか)のであまり投資しようと思いません。もちろん、注目されていなければぜひとも投資したいと考えるでしょう、その企業が素晴らしければ。


さらに付け足すと、ニッチ市場を突き進もうとしている企業は「すでに存在している市場を突っ走る」のではなく、「潜在需要を掘り起こす」場合もある(小売とか)、今現在の市場規模がわからない場合が多いです。


その場合はその企業がパイオニアになるわけですからあまり規模は気にしません。


もちろん、開拓しようとしている市場が素人目から見て明らかに狭すぎれば問題ですけどね。


あともう一つ注意しているのは、競合企業の問題です。


かの投資家ロバート・ウィルソンは「もしもっと気をつけていればリターンを改善できたと思うことは何か」という問いに対して


「競合相手に恐れて売ってしまうこと」


と答えています。


(参考:「マネーマスターズ列伝」、ジョン・トレイン著、日本経済新聞社)


競合企業がいてもそれを上回る競争力があればいいわけですし、もし問題が出てくるなら売上の低下や利益率の低下などによって表れてくると思いますので、そこで判断しても遅くないと思います。もちろん、勝てる企業を選べれば問題ないわけですが。


というわけでボクの中では「競争相手が少ないこと」は買う理由の1つになっても「競争相手が多いこと」が買わない理由にはなりません。その企業の強さが大事だ、ということです。


魅力的な製品やサービスに関しては、過去の成長要因や企業のHPをじっくりと読み込んでいけば見えてくることだと思いますし、一概にどう、と言えるものではないと思うので詳しくは書きません。


どの市場にせよ、その企業が成長する余地がなければ長々と投資をする意味はありませんので、市場の大きさと企業規模の比較は大切にしたいところです。


今回はこの辺で。次回は経営陣についてです。
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エクセレントカンパニーを探せ!その1


さて、というわけで実際にボクの選ぶ方法について書いていきたいと思います。


まずは絞込みから。


基本的にボクが目をつけるのは「一株あたりの利益が着実に伸びている企業」です。


フィッシャーは基本的にターンアラウンド(復活)を得意としており、今現在は微妙な企業の中からシンデレラを探し出しますが、ボクにはそれはできそうもありませんので、「シンデレラになりかかっている企業」又は「すでにシンデレラな企業」を探します。


ちなみに着実に伸びている企業、というのは「毎年伸びている」とはイコールではありません。


そういう基準にしてしまうと1期減益になったらすぐ売り、ということになってしまい、目標である長期にわたる素晴らしきリターンをもたらしてくれる投資は達成できないからです。


多少散発的にであっても中期(5~10年)のスパンで伸びてきている企業が望ましいです。もちろん、連続であればそれに越したことはありません。


さらに具体的に言えば「景気の主循環ごとに利益のトップとボトムを切り上げていく」企業と言ったところでしょうか。多少減益のときはあっても長期で見れば確実に右肩上がりをしている企業が注目リストに入ってきます。


ですので、基本的に市況関連企業は投資しません(もちろん、市況関連業界にあってもそうではない実際の利益変動はそうではない企業も存在しますし、そういう企業は投資対象になります)。市況関連企業への投資はピーター・リンチの言葉を借りれば


「(トランプゲームの)ブラックジャックのようなもの」


であり、欲張りすぎると利益が全部吹っ飛んでしまいますので、投資タイミングが結構重要になってきます。


それでは当初の目的である「多少短期的に買いのタイミングをミスしても」という部分を満たしてくれません。そもそもそのような企業はボトムを切り上げていってくれない場合が多いですけどね。


以上のような観点から企業をピックアップしていくわけですが、基本的にスクリーニングは行いません。


このような企業はスクリーニングでは出てこない場合(特に散発的成長の場合)もありますし、仮にPERが低くなったら投資対象となる、という可能性も考えられますので、四季報に目を通して判断するようにしています。


さて、実際にピックアップしたら次にどういう観点で企業を見ていくのか、次回以降書いていきたいと思います。
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プロフィール

田舎のKen

Author:田舎のKen
・札幌在住。
・KISSアプローチに基づき、国内株式は個別株集中、海外株式はインデックス分散。
・夢は適当なとこでリタイア、自給自足の生活を送ること。

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